掲載日 : [19-07-04] 照会数 : 13374
金昭夫さんの名誉博士号と名誉晋州市民賞を祝う…都内で450人
[ 改めて学位授与が行われた ]
[ 謝辞を述べる金昭夫氏 ]
[ 乾杯の音頭をとる呉公太民団中央本部常任顧問 ]
金昭夫民団中央生活相談センター所長の慶南科学技術大学の名誉経営学博士の学位取得と慶尚南道晋州の名誉市民賞を祝う集いが3日、東京都内新宿区のホテルで開かれた。
韓商連の常任顧問でマルハングループ会長の韓昌祐氏をはじめ、民団の呂健二中央本部団長、李壽源東京本部団長ら中央本部と東京本部の3機関長と李正治東京慶尚南道道民会会長の8人が発起人となって主催され、全国の民団と傘下団体役員のほか河村建夫日韓親善協会中央会会長ら議員らあわせて約450人が祝いに駆けつけた。
同大学109年に渡る歴史上、名誉博士学位の付与は初めてで、授与式は今年2月22日に同大学で行われたが、この日、参席した同大学の李錫永大学院長と金南京総長から、改めて学位の授与式が持たれた。
李院長は「金昭夫博士は日本の地で韓国国籍を守り抜き、民団と韓商などの活動を通して在日同胞社会の権益擁護と韓日交流に貢献してきた。分かち合いの精神と思いやりは海を越え、彼の故郷・晋州まで届いた。彼の想いが大学の歴史と一体となってもらいたい」と述べた。
金昭夫氏は「12歳で日本に渡り、49歳という若さで他界した父と苦労を重ねて生きてきた母が喜んでくれてるはず」としながら、「50年以上にわたって『内助の功』で支えてくれた最愛の妻に改めてありがとうといい言いたい」と感謝の意を捧げた。さらに「これまで支えて頂いた方々に恩返しをするためにも、これからも人のために世のために働く」と新たな意気込みを見せた。