掲載日 : [19-04-01] 照会数 : 12484
スピードスケート李相花と小平に「韓日友情賞」授与へ
[ レース後、小平奈緒と抱き合う李相花 ]
[ 2018平昌記念財団の柳承敏理事長 ]
2018平昌冬季五輪でスピードスケート女子500メートルの決勝の後、抱き合って互いの健闘をたたえた韓国の李相花選手と日本の小平奈緒選手に、「韓日友情賞」が贈られることが分かった。
平昌五輪・パラリンピックのレガシー(遺産)の継承に取り組む「2018平昌記念財団」の柳承敏(ユ・スンミン)理事長が1日、東京で開かれた在日大韓体育会創立65周年の記念式典で明らかにしたもの。
柳理事長は、「平昌五輪で見せてくれた両選手の友情は、五輪の精神とは何かを示す理想的な姿で、五輪の遺産だと思う」と強調した。
スピードスケート女子500メートルの決勝の後、金メダルが確定した小平選手は涙を流す李選手に歩み寄り韓国語で「よくやったよ」を意味する「チャレッソヨ」と声をかけた。長年ライバルだった二人の友情物語は当時、韓日両国で大きな話題を呼んだ。