掲載日 : [19-07-12] 照会数 : 11844
鄭煥星総領事が講演 愛知「韓日歴史・文化フォーラム」
【愛知】韓日交流講演会「韓日歴史・文化フォーラム」(民団愛知本部、フォーラム実行委員会主催)が9日、愛知韓国人会館(名古屋市中村区井深町)で開催され、地域住民ら150人が参加した。53回目。
同実行委員会を代表して日韓市民ネットワークの後藤和晃さんがあいさつに立ち、「日韓関係は戦後最悪と言われている。今日の講演会で今後の課題、展望について一緒に勉強しよう」と呼びかけた。
駐名古屋韓国総領事館の鄭煥星総領事は「韓日交流の深さー古代から現代、そして未来へー」と題して講演。冬ソナの韓流ブームからスタートし、
途切れることのない民間レベルでの文化交流の現状、韓国語と日本語の類似性など、漢字や芸術、文化に至るまで交流の歴史について語った。また、
未来志向的に揺るぎのない韓日関係を築くためには「相互理解と交流を強化していくとともに、経済・文化などの実質協力を深め、諸問題は適切に
管理し解決していくことが大事」と強調した。
民団同本部の朴茂安団長が閉会辞で「日本と韓国は近くて近い国、ということを再確認した。たくさんの日本の皆さんの参加にうれしい限り」と述べた。この日、鄭総領事の還暦を祝って婦人会愛知本部の李玉順会長から60本のバラが贈られた。
次回フォーラムは9月18日午後6時。明治大学の寺島善一名誉教授が親交のあったベルリンオリンピック金・メダルの孫基禎氏について講演する。
問い合わせは、同本部(052・452・6431)