[ 韓服を着飾った若い女性たちがコリアンタウンを練り歩いた ]

[ 民団新宿支部もブースを出店 ]

　「第39回大久保まつり」が10日、通称〝コリアンタウン〟と呼ばれるJR新大久保駅から大久保2丁目交差点に通じる「大久保通り」で開催された。コロナ禍で昨年、一昨年と中止となったためこれが3年ぶり。

　まつりを彩るパレードには地元の韓服レンタル＆写真スタジオ「OMOIDE」から一般社団法人韓服普及協会の李香順代表理事を先頭に若い女性たちが色とりどりの韓服を身に着けて「歩行者天国」となった通りを練り歩いた。同じく韓国舞踊学院を主宰する鄭愛鎮さんも教え子を引き連れてパレードに参加した。

　通りでチヂミとトッポッキ、韓国産缶ビールを販売した民団東京・新宿支部（曺明支団長）の出店ブースには買い物客が次々に行列をつくった。対応した婦人会新宿支部の役員は応対に大わらわ。曺支団長は「今年は人通りが半端でない。お客さんがひっきりなし」と驚いていた。売り上げの一部は婦人会支部の活動資金にあてられる。