韓国統一部によると、昨年韓国入りした脱北者は男性35人、女性32人の計67人だった。
昨年は1~3月期に11人、4~6月期に8人、7~9月期に23人、10~12月期に25人の脱北者が韓国入りし、上半期(19人)より下半期(48人)に増えた。前年(63人)に比べ4人(6.3%)増加したが、2020年(229人)と比べると70%以上減少した。
同部当局者はここ2年間で脱北者が大きく減少したことについて「新型コロナウイルス流行による中朝国境の統制、第三国での移動制限などの影響が続いているとみられる」との見方を示した。
韓国入りした脱北者は2016~19年は1000人台を維持したが、20年に200人台に減少し、21年からは100人を割り込んだ。
【聯合ニュース】