中央記念式
日本の植民地統治下、平和的手段で民族自存の正当な権利を訴えた1919年の3・1独立運動から105周年を迎えた1日、韓国中央会館で中央記念式が開催された。
式典を主管した東京本部の李壽源団長は日本の統治下、祖国の自主独立のために献身した数万人にのぼる青年学徒と殉国先烈の高貴な愛国精神を継承しようと呼びかけた。
この後、東京本部の高隆博副団長が「己未独立宣言書」を朗読した。
尹錫悦大統領の記念辞は尹徳敏駐日大使が要約して代読した。
中央本部の金利中団長は3・1独立運動とその精神にわれわれが学び、成就するべきことは平和統一であり、韓日友好と次世代育成だということを胸に刻もうと呼びかけた。
民団大阪本部(李元徹団長)は1日、大阪韓国人会館に400人が参加。祖国独立に命を捧げた殉国先烈と護国英霊に対して哀悼の意を表した。尹錫悦大統領の記念辞は駐大阪総領事館の金亨駿総領事が代読した。
李元徹団長は「3・1節は民団活動の原点を再確認する絶好の機会。これからも継承していかなければ」と述べた。
鄭炳采副団長が決議文を朗読し、拍手で採択。青年会大阪本部の鄭莉樹亜会長がスローガンを斉唱した。式典後、映画「マルモイことばあつめ」が上映された。
民団愛知本部(河隆實団長)は1日、愛知韓国人会館で開催。駐名古屋総領事館から金星秀総領事が参席した。成功副団長が独立宣言文を朗読、金星秀総領事は尹錫悦大統領の記念辞を代読した。河団長のあいさつに続き愛知韓国青年商工会の李啓介会長が決議文を朗読した。式典後、ドキュメンタリー映画「スープとイデオロギー」を鑑賞した。
民団滋賀本部(金東凡団長)は2日、同本部で式典を行った。権五仁議長の開会辞に続き、李龍吉副団長が己未独立宣言書を朗読。駐大阪韓国総領事館の任京勲副総領事が尹錫悦大統領の記念辞を代読した。
金団長は「韓半島の平和と安定、次世代育成や各種事業を推進しながら同胞社会のみならず日本社会との共生に貢献していこう」と呼びかけた。式典後、「マルモイことばあつめ」が上映された。
民団岡山本部(金成植団長)は1日、同本部に李相烈駐神戸総領事、全同浩岡山韓国教育院長を迎えた。第2部では中川五郎さんが歌唱を披露した。映画「福田村事件」の上映も行われた。