掲載日 : [22-04-01] 照会数 : 6863
韓国 飲食店内で使い捨て製品使用禁止
[ 大手コーヒーチェーンの店内。使い捨て製品の使用禁止の案内が貼られている=(聯合ニュース) ]
韓国で1日から、カフェや飲食店など「食品接客業」の店内で使い捨ての食器類などの使用が再び制限される。新型コロナウイルスの感染予防対策として一時的に使用が認められていたが、この日からは繰り返し利用できる製品を使わなければならない。
環境部によると、規制の対象はカップや皿・容器、フォーク・スプーン・ナイフなど使い捨ての食器、割り箸・つまようじなど18品目。カフェで飲み物を飲む時は、プラスチック製カップではなくマグカップを使うことになる。11月24日からは紙コップ、プラスチック製のストローやマドラーなどが規制品目に追加される。
また、持ち帰りなどに使われる使い捨ての袋と紙バッグは4月1日から原則的に有料化される。
規制対象の使い捨て製品を使った場合、自治体は店舗の面積や違反回数などに応じて店側に過料を科すことができる。
ただ環境部は、使い捨て製品の使用を希望する消費者と店側とのトラブル、店側の過料負担などの可能性を考慮し、新型コロナの感染拡大がある程度収まるまでは取り締まりでなく、指導、案内をしながら規制の周知を進める方針だ。
飲食店などでの使い捨て製品の使用禁止に関する法は2018年8月に施行された。新型コロナ禍初期の20年2月に使用が一時的に認められたが、ごみの発生量が増加したことから、政府は今年1月、規制除外対象の見直し案を発表。猶予期間を経てこの日から施行される。
店側は使い捨て製品の使用禁止に関するポスターを店内に貼るなどして、顧客への周知を図っている。
【聯合ニュース】
記事原文
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20220401000200882?section=news#none