掲載日 : [20-04-13] 照会数 : 9824
日赤にマスク寄贈…カラオケチェーンの金嶋観光グループ

[ 日本赤十字社東京都支部にマスクを寄贈する金昭夫氏(右) ]
金嶋観光グループ(金誠一郎社長、東京・新宿)は9日、日本赤十字社東京都支部へサージカルマスク4000枚を寄付した。同マスクは医療従事者や患者をウイルスなどの感染から守るもの。日本赤十字社の担当者は「入手困難が続いていることもあり、とてもありがたい」と語った。
民団中央本部の「みんだん生活相談センター」所長も務める同グループの金昭夫会長が韓国在住の友人を通して入手した。金会長は「新型コロナウイルスの発生でマスクが不足していると聞いて、3月から準備してきた。地域社会に奉仕・貢献できる企業として、微力ながらもお役にたてれば」と話した。
日本政府が7日に非常事態宣言を発表し、東京都の小池百合子知事が10日に、休業などへの協力を要請する事業者を発表したが、同グループでは新型コロナウイルスの感染症から来店客を守るため、それ以前の2週間前から中核事業の「カラオケ747」グループ、イタリアンレストラン「金のイタリアン」、飲食店「創作料理 隠れ野」のすべてを休業している。