世界ジオパークはユネスコが美的、考古学的、歴史・文化的、生態学的、地質学的価値を持つ地域を保全し、観光資源として活用するために指定する区域。世界遺産、エコパーク(生物圏保存地域)とともにユネスコの3大保護制度の一つだ。
現在、韓国では済州島、慶尚北道・青松、光州市・無等山の3カ所がユネスコの世界ジオパークに選ばれている。
京畿道の発表によれば、地質学的に重要な自然環境だけでなく、全谷里先史遺蹟址や高句麗時代の唐浦城、平和展望台など歴史・文化的名所が多いことが高く評価され、認定されたとみている。
世界ジオパークは4年ごとに再認定される必要があるため、京畿道は地質学的な価値を証明するための多様な教育、観光プログラムを開発し、同道北部の発展と観光産業活性化の契機にする方針だ。
李在明京畿道知事は「漢灘江の世界ジオパーク認定は京畿道と江原道、抱川市、漣川郡、鉄原郡が協力して努力した成果だ。今後も漢灘江が韓国を代表する名所になるよう関係機関と協力して保全と発展に格別の関心を持って努力していく」と述べた。