掲載日 : [20-09-29] 照会数 : 11668
青年会と学生会が合同交流会…コロナ禍3密避け屋外で
[ 青年と学生35人が参加した「ナイトBBQ」 ]
青年会東京本部(高慈美会長)と青年会東京荒川支部(鄭昌晃会長)、学生会中央本部(郭玹瑀会長)の共催による青年・学生合同交流会「ナイトBBQ」が9月26日、東京都内豊洲の屋外バーベキュー施設で開催し、35人の次世代たちが交流を広げた。青年会中央からも鄭昇栄会長が激励に駆けつけた。
新型コロナウイルスの感染に収束が見えないなか、「在日同胞青年と学生のつながりをつくろう」を合言葉に実行に移した。
青年会は2月に中央大会こそ開催したが、各地方はいずれも新型コロナウイルス感染対策のため書面決議で大会に代えた。東京本部も同じで、高会長は5月に書面決議で新会長を選出された。学生会中央の郭会長も同じく書面決議で選出された。互いに新執行部の発足となったものの、新型コロナウイルス感染予防のため、イベント開催を自粛してきた。
しかし、このまま自粛状態が続くと同胞青年・学生のつながりが薄れてしまうと判断し、3団体がオンライン会議などを重ねて協議し合同交流会の開催を決めた。
通年なら、夏は光復節をはじめ青年会東京本部ではオリニサマーキャンプ、次世代サマースクールといった大イベントを開催し、次世代どうしの連帯を広げていた。
定員を超える青年と学生35人が参加したが、高会長は「夏も終わってしまい、秋に突入したが、このまま『開店休業』が続くのはあまりにも寂しすぎる。みんなと顔をあわせたことで元気をもらえた」と述べ、共催した鄭会長と郭会長も「感染予防対策をしっかりと実施したうえで、安全・安心に取り組んで参加青年・学生の交流を広げることができた」と安堵の様子。
3密を避け、ソーシャルディスタンスを守るため、会場は屋外の施設を選定。さらに、本来のキャパシティを大幅に削減して定員を30人に限定した。参加者はひとり一人、検温を済ませ、マスク着用を義務づけた。