[ 21年度の大学入試計画を発表する兪銀惠長官、9月28日、政府世宗庁舎(韓国教育部提供) ]

　兪銀惠・社会副総理兼教育部長官は28日、全国教育監協議会と防疫当局との協議を経て、2021年度の大学入試計画を発表した。

　日本の大学入学共通テストにあたる大学修学能力試験は、新型コロナウイルスの防疫措置「社会的距離の確保」のレベルが最高の第３段階に引き上げられても予定通りの１２月３日に実施する方針を明らかにした。

　防疫当局との協議では、大学修学能力試験後に行われる各大学の独自テストについて集合禁止の例外事例として認めるほか、自宅隔離の受験生を支援するため、全国8か所に別途の試験場を設置することにした。

　兪銀惠長官は「今年の入試は政府の防疫措置と国民の配慮・防疫参加が欠かせない」と説明し、「支障なく入試を実施できるよう、受験環境、防疫環境づくりに政府を挙げて取り組んでいく」と述べた。