[ 代表作「序詩」を朗誦する出場者 ]

　全州紀全大学校主催

　【大阪】韓国の国民的詩人尹東柱の想いに心をはせる「国際日本尹東柱詩朗誦大会」が６月２４日、白頭学院で開かれた。詩人の誕生１０６周年を迎え、韓国の全州紀全大学校が主催・主管した。

　大阪ばかりか遠方の東京や福岡からもオンラインで参加。合わせて１６人が多くのファンに親しまれている代表作「序詩」とそのほかの作品を１編選択。言葉の一つひとつを慈しみつつ、しっかりかみしめながら感情を込めて発表した。審査は韓国語を母語とする「部門１」と母語が韓国語以外の「部門２」に分かれて行われた。

　全州紀全大学校はこれまで米国、英国、ドイツ、中国、ロシア、カザフスタン、韓国で開催してきた。日本では毎年、白頭学院で実施している。