掲載日 : [23-07-20] 照会数 : 3307
今年の婦人会大研修 全日程終える
[ 今年の婦人会中央本部全国大研修会は近畿地協Bで幕を閉じた ]
総参加者は800人に
【滋賀】6月5日の「東北地協」を皮切りにスタートした婦人会中央本部(劉代永会長)の全国大研修会は大津市の雄琴温泉で1カ月間にわたる全日程の幕を閉じた。今年はコロナ禍以前のように2泊3日で行われた。期間中の総参加者数は約800人を数えた。2~4日の近畿A地協(兵庫、京都、奈良)に110人、4~6日の近畿B地協(大阪、滋賀、和歌山)は125人だった。
今年のテーマは「心と心を繋ぎ、韓日友好親善に貢献しよう」。劉会長は「講義を通して知識を高め視野を広げて、和合と交流を深めていくとともに、民間交流を密にし、韓日友好親善の架け橋的役割を果たしていこう」と呼びかけた。
近畿Aで民団京都本部の孔信根副団長は「婦人会の力があって民団も活動ができていることに感謝するとともに、韓日関係が大きく前進することで、民団、婦人会の存在意義も高まってくる」と述べ、今後の活動に期待を寄せた。翌日には、民団奈良本部の李勲団長も駆けつけた。初日は歯科衛生士の金海京子さんが「健口について」と題して講演した。
近畿Bには民団中央本部から呂健二団長、李根茁副団長らのほか、駐大阪韓国総領事館の金亨駿総領事が参席。翌日は民団大阪本部の李元徹団長、民団滋賀本部の李東凡団長がお祝いに駆けつけた。
呂団長は「今、生活に不便はないが、昔は差別もあって、民団と婦人会が活動し努力したことで今がある。次世代に伝えていくとともに今日の研修会で友情をつくりあい、しっかりと学んで楽しんで」とエールを送った。
金総領事も「同胞社会の発展と和合に大きな力を発揮し、尽力してくれることを願っている」と期待を込めた。
初日はフィットネスの教授・指導を行っている高倉太郎さんが筋肉のゆるみ対処法や不動の体操について実演した。
近畿A、B共に韓国映画上映とカヤグム演奏のほか、みんだん生活相談センターの所長で一昨年歌手デビューした金嶋昭夫さんの歌謡ショーもあった。