脱北者数は15年の1275人から16年が1418人、17年が1127人、18年が1137人と増減を繰り返している。
脱北者を年齢層別にみると、20~40代はこの3年間でいずれも減少した。中でも20代は15年の410人から18年は327人と、20.2%減少した。30代は8.5%減の292人、40代は6.9%減の270人となった。
一方、50代の脱北者は18年に119人で、26.6%増加した。60歳以上は3.3%増の31人だった。
李議員は「脱北者の減少に関し正確な原因は分析されていないが、北で金正恩(キム・ジョンウン)政権が発足した後、国防警備隊による警備が強化され、中国側も監視を徹底したためという指摘がある」と伝えた。また、韓国に逃れた脱北者が社会に適応できないという問題が北朝鮮に伝わり、脱北者減少につながったとの報道もあるとした。
【ソウル聯合ニュース】