掲載日 : [23-06-07] 照会数 : 4259
韓国が11年ぶりに国連安保理非常任理事国
韓国が6日(現地時間)、米ニューヨークの国連本部で開かれた総会投票で2024~2025年度国連安全保障理事会非常任理事国に選出された。来年から安保理理事国として韓国の地位に合った国際的貢献をすることはもちろん、安保理決議違反に当たる挑発を繰り返す北朝鮮に強力な警告を送る機会を持つようになった。
この日、アジア太平洋地域グループの単独候補として出馬した韓国は、投票に参加した192カ国の国連加盟国のうち3分の2以上にあたる180カ国から賛成票を得て安保理入りを果たした。同日の選挙ではアジア太平洋地域1カ国、アフリカ2カ国、中南米1カ国、東欧1カ国がそれぞれ非常任理事国に選出された。2年任期の安保理非常任理事国は計10カ国だ。
韓国が非常任理事国を務めるのは2013~14年以来、11年ぶりとなる。国連加盟から5年後の1996~97年に初めて非常任理事国として活動しており、今回が3回目。
非常任理事国は常任理事国が持つ拒否権はないものの、安保理での議論と採決に参加することができる。