文在寅大統領が２２日、新型コロナウイルス感染症（新型肺炎）事態の克服について「危機のとき際立つわが国民の高い市民意識をいつも尊敬する」と話した。

　文大統領はこの日、フェイスブックに「運動が上手い子供にもできない子供にも公平に勝つ機会を与える試合が二人三脚だった」としながら「一人が先んじようとすればむしろ失敗する。お互いに呼吸と歩調を合わせてこそ無事に決勝線に到達することができる」と書いた。

　文大統領は「ウイルスに立ち向かうわれわれの戦いも巨大な二人三脚だ」とし、「私一人が痛くないといっても、私一人が豊かに暮らすといっても無駄だ。われわれは今『社会的距離を置くこと』をしているが、心の距離はいつにもまして近い」と話した。

　引き続き「危機のとき際立つわが国民の高い市民意識をいつも尊敬する。格別なわが国民の姿に世界も感心している」と明らかにした。

　経済活動の萎縮については「誰もが厳しい時間だが、われわれは一人ではない。われわれには挑戦が激しいほどさらにかたく連携する力がある」として「また、いつも政府が先頭に立つだろう。ともに勝ち抜いて、ともに進んでいこう」と話した。
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