掲載日 : [20-10-26] 照会数 : 10024
国体は延期になったけど親善試合で燃えた!サッカー同胞選抜
[ 6チームが参加した韓日交流試合 ]
[ 在日選抜チームと東京23FC江戸川との一戦 ]
[ 在日本大韓蹴球協会の李会長も参戦したO40のトーナメント戦 ]
在日本大韓蹴球協会(李根錫会長)は25日、東京北区の赤羽スポーツの森公園競技場で韓日親善サッカー大会を開いた。
本来なら、10月8日から亀尾市と慶尚北道一円で開かれる予定だった第101回全国体育大会(国体)に在日同胞選抜チームを派遣する予定だった。
しかし、今年は新型コロナウイルスの関係で来年に延期された。李会長は「韓国国体は在日同胞選手にとっても年に一度の大舞台で、毎年楽しみにしていた選手も多い。何とか選手たちの活動(試合)の場を設けてあげたかった」と親善マッチという形で開催を決断した。
後援となった在日本大韓体育会(崔相英)としても傘下競技団体として、事実上、今年初の公式試合でもあり積極的に支援した。民団東京本部の李壽源団長も応援に駆けつけた。
メインの試合となったのは「在日同胞選抜チーム」と「東京23FC江戸川」の一戦だ。
同チームは東京23区をホームタウンとしてJリーグ加盟を目指し関東社会人サッカーリーグ1部に所属する「東京23FC」のセカンドチームで東京都社会人サッカーリーグ1部に所属している。
在日選抜チームは昨年、韓国国体に出場した関西の大学生を中心に構成して臨んだが、試合運びから攻守のバランスが勝る東京23FC江戸川が終始、在日選抜チームを圧倒した。
この他、李会長自らも参戦したのは、同協会が派遣していた韓国国体や大統領杯の在日同胞メンバーOBや都内のサッカー名門校、帝京高校、修徳高校、東京農大のOBに呼びかけ、O40(40歳以上)4チームによるトーナメント戦も行われた。往年の名門4チームの対戦だけに、闘志あふれる激戦が続いた。決勝戦は帝京OBが修徳OBを下し優勝し、3位決定戦は在日OBが東京農大OBに競り勝った。
李会長は「サッカーを通じて韓日民間の絆を深めていくためにも、来年からも継続していきたい」と意欲を見せている。