掲載日 : [20-11-04] 照会数 : 11210
自由が丘で韓国に行った気分楽しむ…韓国フェスティバル
[ 慶尚北道のフォトコンテストの入賞者 ]
[ 慶尚北道の名産品も紹介された ]
[ 伝統鼓工芸品づくりを体験 ]
社団法人日韓農水産食文化協会(趙善玉会長)は「住みたい街」として上位に名を連ねることが多く、女性に人気のある街、東京・自由が丘駅のロータリー前で3日までの7日間、「自由が丘韓国フェスティバル」を開催した。
慶尚北道と日本韓食振興協会(崔光礎会長)と地元の自由が丘不動産プラニングが後援した同イベントでは、キムチ、テンジャン)、キムパ、チヂミや紅参、マッコリなど、さまざまな韓食をはじめ、茶食(韓国伝統菓子)、韓国伝統婚礼化粧、ポジャギ、韓国占いなど、韓国伝統文化の体験コーナーを設けたほか、慶尚北道名産品も出展され韓国文化と直にふれ合った。
日本韓食振興協会の副会長も務める韓国料理研究家の趙会長は「今、日本では新たな韓流ブームが起きているが、新型コロナウイルスのため韓国に行けない。そんな韓国ファンの日本人らに韓国の伝統料理を紹介し、韓国に行った気分になって、元気を与えたかった」とイベント開催を計画した。
10月28日のオープニングには日本韓食振興協会の崔光礎会長、目黒区国際交流協会の栗山正理事長、慶尚北道東京事務所の金光薫所長、世界韓食協会の崔千浩会長らが駆けつけ、メッセージを述べた。
目黒区内における国際交流の推進と在住外国人の支援を通じて地域における国際相互理解を促進している、目黒国際交流協会の理事長でもあり、後援となった自由が丘不動産プランニングの栗山正代表は「コロナ禍の影響で目黒区で予定していた国際交流事業がすべて中止となり、街も沈んでいる中、このような交流イベントを開催できたことは地域の人たちに元気を与えられると思う。イベント開催に意欲を見せていた趙さんに感謝したいし私たちも全面的に応援したい」と述べた。
浅草で「日韓グルメフェア」や札幌で「世界韓食フォーラム」など各地で大規模な韓食イベントを開催してきた日本韓食振興協会の崔会長も「地域と一体となった韓日民間交流はとても大切。少しでも韓国を楽しんでもらえたらうれしい」と寄せた。