掲載日 : [19-07-19] 照会数 : 14744
伝承遊びに夢中 民田練馬支部「土曜オリニハングル教室」
[ 親子一緒にカンガンスルレの一節で歌い踊る ]
[ ピッソクチギに興じるオリニたち ]
民団東京・練馬支部(李龍雄支団長)は13日、「土曜オリニハングル教室」に東京韓国教育院から派遣された禹恩淑さんを臨時講師に迎え、「特別プログラム」を実施した。禹さんは韓国の幼稚園教諭免許を持つベテラン。幼児部のオリニ15人を伝承遊びの世界に誘った。
はじめに紙芝居「マルハヌン・ナムセンギ(石亀)」。禹さんは抑揚のある独特の節回しで身振り、手振りも交えながらゆっくり物語を展開した。ハングルの聞き取りができないオリニでも、絵を見て想像をたくましくしていた。
紙芝居が終わると禹さんのリードで全員、「カンガンスルレ」の一部を歌い踊った。ここでも歌詞には「ナムセンギ」が登場し、一貫性を持たせた。最後は昔ながらのピソックチギ(石飛ばし)を楽しんだ。石はフェルトペンやクレヨンで彩色をほどこした正方形の建材を使った。標物にあたると「オッシー!」と飛び跳ねて喜びを表現していた。