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宮城県本部・李純午団長による講演会の様子
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講演会後の記念撮影
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震災で津波の被害を受けた門脇小学校
民団東京管下実務者協力会(鄭己順会長)は、2025年2月14日(金)から15日(土)の日程で「2024年度定期総会・研修会」を東日本大震災の被災地である宮城県(宮城県本部)にて開催、東京の実務者25名と新宿商人連合会や貴金属協会の実務者2名、宮城県本部の役員常任12名の合計39名が参加した。また、東京本部からは李壽源団長、朴昭男監察委員長と本部部長が参加した。
例年は関東近郊で定期総会・研修会を行っていたが、他地方本部の民団の活動や歴史を学びながら、2011年に発生した東日本大震災で被災した現地を見たことが無い実務者も多くいることから宮城県本部(李純午団長)の協力を得て定期総会・研修会が宮城県で開催された。
当日、実務者協力会一行は9時30分に韓国中央会館前に集合しバスに乗り込み出発。約6時間の移動を開始した。道中では定期総会を行い2024年度の活動報告・決算、2025年度活動方針案・予算案が上程され満場一致で承認された。一行は16時に宮城県本部に到着、宮城県本部・李純午団長をはじめとする役員。常任から歓迎を受けた。
16時30分から始まった研修会の冒頭、鄭己順会長は「本日の研修会は、東日本大震災を体験された宮城県本部を見学し李純午団長の講義で活動や歴史を学び、実務者としてのスキルアップを図り今後の各支部での活動や団務運営に役立てていきましょう」と挨拶した。続いて李壽源団長は祝辞で「私たちは、共通の目標に向かって力を合わせて進んでいくことが大切。今年もきっと多くの課題や挑戦が待ち受けていると思いますが、皆様の力を合わせて切磋琢磨しながら、実務者としてさらに成長していけるよう努力しましょう」と激励した。その後、始まった研修会は宮城県本部・李純午団長が講師となり「民団宮城県本部の活動内容・歴史、東日本大震災当時の状況や復興絵の道のり」をテーマに講演した。講演は李純午団長の生い立ちから青年会・民団への関わりや現状の活動をユーモアを混ぜながら紹介、その後は東日本大震災発生当時の状況や民団中央本部と連携した活動などを熱弁、参加者たちは真剣なまなざしで講演に聞き入っていた。その後の懇親会では李根茁常任顧問も激励に駆け付け東京本部管下の実務者と宮城県本部で交流が行われた。
2日目には、石巻南浜津波復興祈念公園にある「みやぎ東日本大震災津波伝承館」を訪ねた。宮城県石巻市は、約4千人が亡くなった国内最大の被災市村村で、その中でも南浜地区は津波の襲来とその後に発生した火災の延焼により500人以上の方々が亡くなった地域である。館内では、震災当時の状況を記録した映像「くり返さないために」を視聴し、ガイドの説明を受けながら展示を見学した。そこには、被災した街の写真や証言、資料が並び、自然災害の恐ろしさと防災の重要性を改めて感じさせられた。その後、伝承館から石巻市震災遺構門脇小学校に移動した。門脇小学校は津波火災による被災状況を残す全国で唯一の震災遺構であり、津波の猛威と火災の脅威を生々しく物語っていた。この日の訪問を通して、震災の恐ろしさと共に「命を守る行動の大切さ」を強く心に刻んだ。
参加した実務者からは「他県本部の活動や歴史を学び東京との違いを実感することが出来た」や、被災地視察では「実際に行ってみて凄惨さを目の当たりにして東京でこのクラスの災害が起こった場合、自分に何が出来るか考えさせられた研修会でした」という感想が聞かれた。