金一男 「在日時調の会」事務局幹事 韓流後のすう勢に 質の高さには折り紙つき 日本の近代詩は、啓蒙主義・浪漫主義・象徴主義・新浪漫主義・モダニズムと、西欧の系譜を追いながら、往年の谷川俊太郎をもって巨匠の時代を終えた。韓国でもほぼ同様の軌跡をたどり、朴木月・朴斗鎮・趙芝薫ら青鹿派をピークとして...
暑い夏が過ぎ、涼しい風が吹き始めるころ、お母さんは慌ただしく自家製の味噌を作りました。メジュコン(味噌玉麹)の独特の臭いが、家のなかに充満しました。幼いころはその臭いが嫌いで、外で遊びました。でもテンジャンチゲ(味噌チゲ)の香ばしい匂いは、私を家のなかに呼び戻すことになりました。 韓国人はそのような経験をしながら大人になっていきます。妻が中学生の娘...
東京・大阪で来月 日本文化庁芸術祭主催公演「アジア・オーケストラ・ウィーク2008」が10月、東京と大阪の会場で開催される。 今年7回目を迎える今公演には韓国、中国、ベトナムから3オーケストラがソリストを伴って演奏を行う。 釜山からは、1962年に設立されたプサン・フィルハーモニー交響楽団=写真=が参加する。115人の楽...
日韓文化交流基金主管の「第9回日韓文化交流賞」に先月、ソン・ホヨン短歌研究所代表のイ・スンシンさん、韓日文化交流会議委員長の金容雲さん、釜山韓日交流センター理事長のイ・シドンさんが選出された。 イ・スンシンさんは、歌人の故ソン・ホヨンさんの長女。ソンさんの作品を韓国語や英語、フランス語などに翻訳し紹介するなど、韓日両国の文化交流に寄与した功績が認め...
韓国料理研究家、金徳子さん著「韓国料理の新しい魅力」(韓国語版)を、読者25人にプレゼントします。 金さんは焼肉や韓国の伝統料理を提供する「弧狸庵家庭料理・翼〜ナルゲ〜」を営みながら、料理教室の講師としても活躍している。同書は料理本のアカデミー賞といわれる「グルマン世界料理本大賞2004」の世界ベスト創作料理部門・佳作に選ばれた。 ご希望の...
北韓の知られざる内部事情をいきいきと伝える季刊誌『リムジンガン(臨津江)』の第2号夏号が、大阪のアジアプレス出版部から出版された。 特集では食糧危機の規模と実態に迫った。このほか、共同所有が原則の国家住宅が闇市場で公然と売買されている実情も伝えている。現地の事情に明るい北韓内のジャーナリストたちが命がけでインタビューやルポを敢行した。A5版200㌻...
83年の夏、テレビのディレクターだった著者は、陶磁器に関する番組取材で訪韓し、陶芸の地、京畿道・利川で中堅陶芸家と出会う。 陶工の地位は、韓国では「常奴」と蔑視される最下層よりもさらに低いと言われ、名門大の卒業生が選ぶ職業ではないと一般的には思われている。にもかかわらず、両親の猛反対を押し切って陶芸家になった男と、その家族がかもし出す人間的な魅力に...