時代見据える建築家冨井正憲さん 流ちょうな韓国語を操り、路地裏をくまなく歩き回る。現地の人と親しみ、その食を好み、暮らしの中の美を愛でる。現代を生きる浅川巧のような人だと、私は思う。 「韓国建築を最もよく理解する、数少ない日本人の一人」と評される冨井正憲さん(68)...
伝統武術を守る畢庶信さん 今年10月、仁川チャイナタウンに「中国武術博物館」がオープンした。館長は仁川生まれの華僑の武術家、畢庶信さん(58)だ。 韓国全土には現在、2万5千人ほどの華僑がいるという。仁川には、約3千人が住むと聞いた。在韓華僑の歴史を語るとき、武術の...
アフリカ木工所金永壽さん うちの近所に、不思議な名前の木工所がある。「アフリカ」という屋号と業種が結び付かなくて、皆が「はて」と首をかしげて通る。 実はそれが狙いなのだと、木工所の主人金永壽さん(44)は言う。「どうしてアフリカなのか」という問いを、金さんは待ってい...
大邱に住む旧友朴相姫さん 韓国を初めて訪れた1979年、大邱の大学で日本語を学ぶ女子学生の家に一泊、ホームステイをした。その後しばらく文通を続けていたが、いつの間にか連絡がとれなくなってしまった。メールも携帯電話もなかった時代だ。 それから30年余りの間、私はどうや...
高麗博物館訪れた2人の中学生 東京新大久保にある高麗博物館で開催中の「侵略に抗う不屈の朝鮮女性たち」展に出かけた。韓国の詩人李潤玉さん(「サラム賛歌」第6回で紹介済み)が書いた詩に、画家の李茂盛さんが絵を付けた「詩画展」だ。 30点の詩と絵には、それぞれ日本語の解説...
最優秀賞に4作、表彰式は26日に 民団中央本部主催「第10回MINDAN文化賞」の審査がこのほど終わり、入賞者が決まった。今年は「孝道」「論文・論壇」「詩歌」「絵画」「写真」「ウリマル普及標語」に「民団創団70周年記念特別賞」も加え、全部で7部門が行われ、受賞は70作品。とくに論文では10回目で初の最優秀賞...