掲載日 : [2017-12-08] 照会数 : 5712
「社員あっての会社」…大山アイリス会長が韓商連で講演
[ 「社員あっての会社、働く社員にとっていい会社にしたい」と述べるアイリス大山の大山会長 ]
一般社団法人在日韓国商工会議所(金光一会長)は6日、グローバル企業に成長し続けるアイリスグループの大山健太郎会長(写真)を招き、都内で講演会を開いた。約130人の会員が「イノベーションと事業継承」について傾聴した。
大山会長は高校時代に父を亡くし8人兄弟姉妹の長男として12人の家族を支えるため、進学の夢を諦めざるをえなかった青春時代を振り返った後、「志をもった人生を送りたい」と一念発起。
「カネも人材も技術のない中で、19歳という若さだけが強み」からスタートし、今日25社、社員約1万2000人、グループ総売上高約3560億円を稼ぐトップ企業に成長した。
成功の秘訣は「人と同じことをしない。顧客の潜在的なニーズに合わせ、顧客を納得させるビジネスをつくること。社員あっての会社、働く社員にとっていい会社にしたい」と述べ、「皆さんは在日というハンディキャップがあるからこそ頑張れる」と在日同胞経営者らを激励した。
(2017.12.08 民団新聞)