掲載日 : [2016-04-06] 照会数 : 5170
「韓服と礼節」を楽しく…文化院が体験特別企画
[ 着付けを指導する李香順さん ]
[ 親子3代で参加した左から霜越麻由さん、夏音ちゃん、小林街子さん ]
韓国文化院の特別企画「サランバン韓国文化体験〜韓服と礼節〜」が3月30日、東京・新宿区の同院で開かれた。
この日は参加者10人が、講師の李香順さん(一般社団法人韓服普及協会代表理事)から韓服の試着と韓国の伝統的な拝礼を教わった。
李さんは持参した伝統的なチマ・チョゴリ、セットンの花嫁衣裳、フュージョン韓服の3種類について説明。
拝礼の仕方では、男性と女性の両手の合わせ方の違いや、最も丁寧なお辞儀の大拝礼(クンジョル)と平常時のお辞儀である平拝(ピョンジョル)について指導した。韓服を身につけた参加者全員もこうしたお辞儀を体験した。
朝鮮朝時代の伝統文化が好きで参加したという、狛江市立狛江第一中学校の樋口豊隆校長(57)は、これまで8回訪韓している。両国の交流について「相手の文化を尊重しないと始まらない。自分も好きだし生徒にも今日のことを伝えたい」と李さんの話に耳を傾けていた。
また親子3代で参加した小林街子さん(61)、霜越麻由さん(38)、夏音ちゃん(8)は終始笑顔。韓国ドラマが好きだという夏音ちゃんは、ドラマで見てチマ・チョゴリを着てみたいと参加。参加者たちから「可愛い」「ドラマに出てくる子役みたい」と声をかけられ嬉しそうだった。
(2016.4.6 民団新聞)