掲載日 : [2008-10-08] 照会数 : 3681
無縁仏新たに9体 「望郷祭」に合わせ安葬
[ 告由祭を行って慰霊する関係者 ]
【天安】望郷の念を抱きながら日本で亡くなった在日同胞の霊を慰める「第33回合同慰霊祭(望郷祭)」が2日、海外同胞の安眠する国立公園墓地「望郷の丘」(忠南天安市)でしめやかにとり行われた。
慰霊祭には在日遺族90余人のほか、民団中央本部の許孟道、韓在銀両副団長をはじめ、保健福祉家族部の柳美玉次官、天安市の朴漢圭副市長や地元関係者ら300余人が参席し、追悼を表した。
参加者の一人、尹慈愛さん(71・川崎市)は2年前に亡くなった夫を想い、韓国内にも一時的な住まいを設けて毎月現地を訪ねている。「墓参りが唯一の楽しみ。健康である限り続けたい」と、亡夫への思いを語った。
この日の慰霊祭に際して、民団は北海道内の2体、神奈川県内の7体の無縁仏の遺骨を「望郷の丘」にある帰正閣で告由祭を行って慰霊した後、民団関係者が設置した合同墓に安置した。
「望郷の丘」には、強制連行などで苦難を強いられた在日同胞や在日学徒義勇軍同志ら1万1710体が安置されており、毎年10月2日に合同慰霊祭をとり行っている。
民団中央本部は日本から参席する遺族への便宜を図るため、「希望の丘」までの送迎のほか、遺族間交流を兼ねた食事会を開いている。
(2008.10.8 民団新聞)