掲載日 : [2003-04-16] 照会数 : 3412
京都・民団と総連が共同事業 5月から「ハングル塾」(03.4.16)
[ 酒をくみ交わしながら談笑する民団と総連の同胞(明石支部) ]
韓半島の歴史・文化紹介サロン「メアリ」
【京都】民団と総連の両京都府本部は、京都市国際交流協会と協力して韓半島の歴史と文化を市民に紹介する事業「コリアンサロン『メアリ』」を5月からスタートさせる。事務局は京都市国際交流協会内に置き、事業は3団体の共催として年間を通して実施していくことにした。
当面して取り組むのは「ハングル塾」「コリアクリック」「チョゴリと着物」の3つのテーマ。企画から準備、運営のすべてを3団体が担っていく。
「ハングル塾」は初・中・上級の各講座で5月初旬から始まる。講師は京都市国際交流協会職員の鄭昌根さん、児童文学者の韓丘庸さん、京都韓国教育院の崔徳燦院長が担当する。受講者が学習の成果を発表する場として来年3月にはスピーチコンテストも予定している。
「コリアクリック」は韓半島と日本の関係について市民に理解を深めてもらう場として設定したもの。古代から現代までの韓日関係史を学ぶ。また6月10月に史跡見学を行うほか、専門家を招いてのセミナーも随時行っていく。
「チョゴリときもの」は在日同胞の文化や歴史についてのフォーラムと民族学校や大阪・鶴橋などの同胞多住地域などの関連施設の見学が主なもので、市職員の研修も兼ねている。今年は10月ないし11月に実施する。
3団体の代表は2日、京都市国際交流会館での共同記者会見に臨んだ。
民団京都府本部の李権鎬副団長は「3団体が継続して事業を行うのは喜ばしいこと」と述べた。また、総連京都府本部の趙博允副委員長は「京都しかできないものをやっていきたい」と抱負を語った。
一方、京都市国際交流協会の薦田守弘館長は「在日コリアンを含む市民が互いに尊重しあい、相互理解を深めていくための一歩にしたい」と強調した。「メアリ」のオープニングを記念して、6月14日には上田正昭京都大学名誉教授を呼んでの講演を京都市国際交流会館で行う。
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合同花見も各地で開催
民団と総連
桜も満開を迎え、各地で花見会が開かれる中、今年も民団と総連が合同で開催し、同胞交流を繰り広げた。
6日には民団明石支部(崔昇商支団長)と総連明石支部(尹南永委員長)との合同「ワンコリア花見大会」が、明石公園(剛ノ池)で団員や家族ら双方あわせ350余人が参加して開かれた。
同大会は3年前、南北共同首脳会談を背景に双方の友好ムードを高めようと、総連側の当時委員長をしていた金南圭氏(現常任顧問)から崔支団長に提案して始まり、今年で3回目を迎えた。あちらこちらで焼肉の煙が桜とともに舞い、参加者たちはお酒も手伝って、和やかなムードで楽しい一日を過ごした。
崔支団長は「これからも一つひとつ共同でできることをすすめたい」と話し、金常任顧問と今年も開催できたことを喜びあった。
同日、大阪でも民団西成支部(崔長熙支団長)は松通公園で、民団港支部(洪淳湧支団長)は天保山公園で花見大会を開くなど、各地で野遊会が開かれた。
(2003.4.16 民団新聞)