掲載日 : [2009-09-30] 照会数 : 6151
関空アイパル李琴智さん 唯一の外国人 素敵な笑顔で
【大阪】関西空港旅客ターミナルビル内で24時間、利用者をエスコートしている「かんくうアイパル」。スタッフ60人のうち、李琴智さん(26)は唯一の外国人だ。ターミナルビル内1〜4階にある「?」マーク案内カウンター6カ所と案内センター、そしてテレホンセンターを移動しながら勤務している。
韓国人客は英語を使って問い合わせることが多い。李さんはイントネーションで判断し、さっと韓国語に切り替える。すると、びっくりした表情がやがて安堵に。もちろん、韓国語を話せるスタッフはほかにもいる。だが、李さんは、存在そのものが韓国人客の安心感を得ている。
釜山生まれ。日本に関心を持ち、日本語を学んでいた父親の姿を見て育った。李さんも自然に日本語に関心を持つようになり、釜山大学を途中休学して日本に留学。大阪の日本語学校に通い、航空関係に関心があったことから専門学校のエアライン学科でも学んだ。
関西エアポートエージェンシーを志望し07年度に正式採用されたのは、韓国語のほか、英語と日本語が堪能なことが決め手となった。日本語はドラマを見ながら、声に出して何度も発音を練習してきた努力が実った。
シニアチーフで李さんの上司にあたる奥本美由紀さんは、李さんを「どんなときにも素敵な笑顔を忘れない。空港利用客だけでなく、同僚の間でも評判になっている」と評価している。不定期だが、月に1回ほど、社員を対象に韓国語講座の講師も務めている。
(2009.9.30 民団新聞)