掲載日 : [2003-09-18] 照会数 : 2265
北韓政治収容所の実態告発 元在日脱北者が証言(03.9.17)
知られざる北韓の政治犯収容所の実態を告発する証言集会が東京、大阪をはじめとする全国主要9都市を巡回して開かれた。「北朝鮮帰国者の命と人権を守る会」が「北朝鮮民主化のための政治犯収容所解体運動本部」と共催した。
最後となった13日の大阪集会(府中小企業文化会館講堂)には在日同胞や日本人の関係者200余人が出席、北韓の人権状況改善を訴える収容所体験者で元在日同胞子弟の姜哲煥さんら4人の講演に耳を傾けた。
報告によると、北韓では現在、少なくとも5つの収容所(耀徳、会寧、清津、化成、价川)に10万人以上が収監されているとされ、日本からの北送同胞も多く含まれているという。収容所では殴打と拷問は日常茶飯事で、極端な飢えと、甚だしくは裁判の手続きもなく殺されているという。
姜さんは「北韓の体制になじめない日本からの帰国者は批判的とされ、ささいなことから収容所に送られている。その数は帰国者全体の1割におよぶだろう」と述べた。
(2003.9.17 民団新聞)