掲載日 : [2004-09-29] 照会数 : 3553
夜間学級の友情描く ドキュメント映画「こんばんは」(04.9.29)
東京都墨田区立文花中学校には、夜間学級がある。夜間学級とは、病気や貧困などで学校に通うことができなかった高齢者や、日本語がわからない在日外国人、不登校などで義務教育を途中で放棄した若者などが通う学校だ。なかには、教育の機会を与えられなかった在日1世のハルモニもいる。同様の学校が東京をはじめ、神奈川、千葉、京都、大阪、奈良、兵庫、広島など全国に35校ある。
映画「こんばんは」は、文字通り「こんばんは」というあいさつから始まる文花中学の夜間学級を舞台に、学ぶことの大切さ、人と人との交わりから生まれる友情を描いたドキュメンタリー。03年3月に完成後、「上映普及委員会」が中心になり、これまで120余カ所で上映されてきた。
「夜間中学の中にこそ教育のあるべき姿がある」という森康行監督のこの作品は、第77回キネマ旬報ベストテン文化映画第1位など数々の賞を受賞している。
現在、東京の「ポレポレ東中野」(総武線・地下鉄大江戸線「東中野」下車)で10月22日まで上映中。連日10時50分開始。当日券は一般1500円。中・高校生1000円。問い合わせは上映館(℡03・3371・0088)まで。
(2004.9.29 民団新聞)