掲載日 : [2003-02-19] 照会数 : 2930
「韓国語学習にも努力」 コエリョ韓国代表チーム新監督(03.02.19)
来年7月までサッカー韓国代表チームを率いるウンベルト・コエリョ監督(53・元ポルトガル代表監督、昨年7月までモロッコ代表監督)が、4泊5日の訪韓日程を終え、7日、エールフランス航空便でポルトガルに帰国した。
コエリョ監督は出国直前、「誰のための仕事なのかはっきりと分かった点が、今回の訪問の最大の収穫だ。私は対話を重要視する。韓国文化とともに、韓国語の学習にも努力を傾ける」と語った。
今後3週間ほどポルトガルで身の回りの整理をし、コロンビア代表チーム(4月1日)とのデビュー戦(Aマッチ)に備え、遅くとも3月初めに再び訪韓し、正式に監督に就任する。
コエリョ監督は3日の仁川空港での訪韓初記者会見で「世界サッカーはますますスピーディーになっている。速いテンポのサッカーだけが生き残る。韓国もこの流れに適応しなければならない」と強調した。
韓国チームについては「精神力が強く、組織力がしっかりしている。攻撃のテンポも非常に速い。複数のポジションをこなせるマルチプレーヤーが多い。一方で奇襲に弱いのが短所」と評価した。
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記者会見
精神力が最も重要…プレスサッカーへ
過去の成績に満足してはならぬ
コエリョ監督が4日、大韓サッカー協会で行った公式記者会見(要旨)は次の通り。
―「コエリョ流サッカー」とはどういうものか。
「私は基本的にプレスサッカーを用いる。最も重要なのは強いプレスで、2番目がスピード、3番目が『全員サッカー』だ。空いたスペースに攻め込むサッカーも大切だ。また、守備が安定してこそ多様な攻撃が可能だと考える」
―韓国代表をどのように補強するつもりか。
「代表で最も重要なのは精神力だ。代表選手は責任感を持って精神的に武装しなければならない。そのためには基礎体力が必要だ。さまざまなチームがそれぞれの形でわれわれに挑戦してくるだろう。過去の成績に満足して眠ってはいけない。常に目を覚ましていなければならぬ」
―韓国代表には30代のDFが多く、主軸の洪明甫は代表を退いた。
「ペレもマラドーナも引退したが、ブラジルとアルゼンチンのサッカー代表チームは依然として世界最強のチームだ。代わりにすばらしい選手が現れるはずだ。世代交代を恐れてはいけない。オリンピック代表の中で身長185㌢以上の体格のいい韓国守備陣の何人かに注目している。彼らは体格では欧州選手に引けを取らない」
―コーチ陣の構成は。 「フィジカル担当コーチはポルトガルで一緒に仕事をしていた人物を招く考えだ。GKコーチなどは韓国人を起用する。技術委員会と緊密に協議してから決定するだろうが、最終決定は監督がする」
―ヒディンク元監督の業績がプレッシャーにならないか。
「ヒディンク元監督がワールドカップ(W杯)韓日大会で挙げた結果は、監督なら誰でも羨むものだろう。当分はヒディンク監督と比較されるだろうが、やむをえない。同様の結果を出せるよう努力するし、できる自信もある」
―韓国がW杯開催国でなくても「4強進出」が可能だったと思うか。
「誰がフランスの98年大会優勝や02年大会の1次リーグ敗退を予想できただろうか。一言で言って韓国は成長したのだ」
(2003.02.19 民団新聞)