保育園、来春開園へ…民団大阪本部保有地で地鎮祭

　【大阪】「中崎はな保育園（仮称）」の着工を前に地鎮祭が9月23日、大阪市北区の大阪韓国人会館に隣接する同本部保有地で行われた。

　施主の社会福祉法人ハナ集いの家から呉龍浩理事長（民団大阪本部団長）をはじめ各理事、評議員、関係者ら30人が工事の安全を祈った。大阪府から中川和雄元知事が参列した。

　呉理事長は「保育園事業は地域社会に貢献しようという趣旨で進めてきた」と述べた。駐大阪総領事館の呉泰奎総領事は「地域での保育園運営は韓日友好のためのいいモデルケースとなる」と期待をよせた。

　地上4階建（鉄骨造）、建築面積219・87平方㍍（66・51坪）、延床面積646・69平方㍍（195・62坪）。竣工は来年3月中旬の予定。園児は0～5歳児が対象。9月28日から大阪市北区役所を窓口に募集している。定員75人（最大時90人）。

　開園は来年4月1日の予定。