【ソウル】李明博大統領は9日から11日まで3日間、国賓として中国を訪問、胡錦濤国家主席、呉邦国・全人代常務委員長、温宝家首相と会談し、韓半島情勢、北韓非核化、韓中自由貿易協定(FTA)、国際舞台での協力などを協議した。韓中国交樹立20周年懇談会や韓中経済人昼食懇談会にも出席し、貿易・投資、人的・文化交流の拡大に向けた方策について意見を交わした。
李大統領は、9日の胡主席との会談では金正日北韓国防委員長死後の韓半島を含めた東アジアの平和や安定に向け、両国が「戦略的協力パートナーシップ関係」を引き続き発展させていくことが重要だとの意見で一致した。
両首脳は昨年末の中国漁船船長による海洋警察官殺傷事件と関連し、「漁業問題によるトラブルが再発しないよう、共に努力する」ことにした。
両国は、10日の李大統領と温首相との会談後に発表した共同文書で、外相間の直通電話(ホットライン)設置、外交当局間の高官級戦略対話などを通じ、両国間の交流・協力を強化すると明らかにした。
経済分野では「韓中FTAの締結に向け、韓国国内での手続きを終えた上で、正式な交渉を開始する」ことや▽3年後の貿易総額目標を現在の約1・5倍の3000億㌦に設定する▽両国の金融機関の相互進出を支援する−−などの点について合意した。
(2012.1.18 民団新聞)