掲載日 : [2010-06-09] 照会数 : 3520
<李大統領>再発防止へ行動を 国際社会に訴える
【ソウル】李明博大統領は4日、シンガポールで開催された第9回アジア安全保障会議で、北韓による哨戒艦「天安」撃沈事件を国連安全保障理事会に提起したことを明らかにし、北韓に対する制裁に国際社会が一致した態度で臨むことを訴えた。
李大統領は「アジアのグローバル化ビジョンと韓国の役割」と題する基調演説を行い、出席者らとの質疑応答で、「北韓が戦争や挑発行為を行うことができないよう、国際社会が力を示さなければならない。北韓にはより強いメッセージを送り、行動で示す必要がある」と述べた。さらに「北韓自らが過ちを認め、再発防止措置を講じることは、今後の北韓のためにも必要なことだ」と強調した。
李大統領は「天安問題の解決なしに、6者会談や北韓への支援は行わない」との立場も明確にした。同時に「我々は南北が互いに対決することは望まない。韓半島の平和と安定が最優先の目標であり、韓民族共同の繁栄と平和統一が我々の究極的な目標だ。利害関係のある国との協力を通じ、1日も早く平和統一を実現させたい」と改めて表明した。
李大統領は5日午後、2日間のシンガポール訪問を終え帰国した。李大統領は同日午前、シンガポール経済人連合会所属の企業関係者を招いての懇談会で、「(南北間の)全面戦争の可能性は絶対にない。平和を脅かす局地的な脅威は時折存在するが強く抑制していく」と強調した。
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朴仁国駐国連大使は4日、ニューヨークで、国連安全保障理事会の6月の議長国メキシコのヘラー国連大使に会い、「天安」事件について、安保理に「北韓の軍事的挑発の重大性に対する適切な対応」を求める書簡と、国際民軍合同調査団がまとめた調査結果書を手渡した。
(2010.6.9 民団新聞)