掲載日 : [2010-07-14] 照会数 : 4540
対北人権決議を採択 欧州議会
天安事件糾弾に続き
欧州連合(EU)の欧州議会は、8日に仏ストラスブールで開かれた本会議で、北韓政権に対して人権状況の改善を要求する内容の対北韓人権決議案を採択した。
欧州議会は先月17日、北韓魚雷による韓国哨戒艦「天安」撃沈事件について「韓半島の平和を害する挑発行為だ」と北韓を糾弾し、中国とロシアの前向きな態度を促す決議案を採択している。北韓の人権問題を指摘する決議は、2006年6月以来となる。
決議は、北韓当局は裁判によらない殺人、任意の拘禁を体系的に行い、北韓人権問題担当特別報告者の権限を認めずその訪問を受け入れないなど、国連の人権メカニズムへの協力を拒否していると非難した。また、衛星写真と複数脱北者の証言などから、北韓は少なくとも6つの収容所を設置し、15万人以上の政治犯を収容していることが立証されたと指摘。
欧州議会は、特に中国政府に対して脱北者の検挙と北韓送還を中断するよう求めるとともに、北韓住民の暮らしの条件と社会的権利改善に向け、北韓との緊密な関係を活用し、影響力を行使するよう促している。
(2010.7.14 民団新聞)