
【ソウル】李明博大統領は10月19日、青瓦台で野田佳彦日本首相と会談し、両国の通貨交換(スワップ)協定の枠を現行の130億㌦から700億㌦に拡充することで合意した。両首脳は北韓の非核化に向け、韓日両国や韓日米3カ国が緊密に連携していくことを確認。シャトル外交の活発化も確認した。
野田首相は6月に発効した韓日図書協定に基づき、植民地時代に韓半島から持ち去った古文書1205冊のうち、「朝鮮王朝儀軌」など5冊を持参した。残りは12月10日までに返還される。
両首脳は、2004年から中断している韓日自由貿易協定(FTA)=日本側名称は日韓経済連携協定(EPA)=交渉について、可能な限り早期に再開させるため、実務者協議を加速させることでも合意した。
李大統領は首脳会談後の共同会見で、「韓日が緊密に協力することは、両国はもちろん東北アジアの平和と繁栄のためになる」と述べ、21世紀にふさわしい未来志向の両国関係を築いていくことで一致したことを明らかにした。歴史問題については、「過去を忘れず、未来に向かうことが韓日関係の根幹。日本側の積極的な努力が必要だ。野田首相の誠意ある積極的な取り組みを期待している」と強調した。
野田首相は「時おり困難な問題も生じるが、大局的な見地から日韓関係に悪影響を与えないようにやり遂げることができることを確信した」と述べた。
両首脳は、双方の学識者による「韓日新時代共同研究プロジェクト」の第2期研究を早期に開始することで合意した。野田首相が早期訪日を招請したのに対し、李大統領は「適切な時期に訪日できると思う」と表明した。
(2011.11.2 民団新聞)