掲載日 : [2005-12-14] 照会数 : 5956
韓国最古・2700年前の杵出土 農耕、日本へ伝播立証か
[ 慶尚北道安東市芋田里で出土した杵 ]
韓国の東洋大博物館(李ハンサン館長)は7日、慶尚北道安東市芋田里の青銅器時代の貯水池遺跡で、約2700年前に使用していた韓国最古の杵を発掘した。
この杵は長い木を削って作ったもので、長さ151㌢、丸部の直径約9㌢だった。杵の中央部には2つの突起があり、握りやすくなっている。日本で出土した約2300年前の杵と大きさや形が似ていることから、日本の農耕文化が韓半島から伝わったことを立証する遺物だと学界は見ている。韓国では光州の新昌洞で鉄器時代初期の遺跡から約2000年前の木製杵が出土しており、日本で農耕文化が始まった弥生時代の遺跡である奈良の唐子などで、約2300年前の杵が出土している。
李健茂・国立中央博物館長は、「青銅器時代前期の紀元前8〜7世紀のものと推定しており、同時期にすでに貯水池から水を引いて農業を行い、臼で精米するなど高度に発達した農耕段階に入っていたことを示す」と述べている。
(2005.12.14 民団新聞)