掲載日 : [2008-05-28] 照会数 : 3684
故国で徴用者を慰霊 楽天院建立で開院式
[ 大仏前の李康九氏 ]
【慶州】岡山県の在日1世が望郷の念を抱きながら異国で生涯を終えた在日韓国人の霊を慰めようと、慶州市内に建立した施設院「楽天院」(李康九院長)が18日、開院した。開院とあわせ、韓国仏教弥勒宗の高僧による大仏開眼式も同時に行われた。
院内には同胞物故者約140人分の名札が納められている。式典では李院長が開院までの経過を報告、民団岡山県本部の許東郁団長が、鄭進民団中央本部団長の祝辞を代読した。
李さんは71年、第2次大戦中に福岡県筑豊炭田に徴用され、犠牲となった韓国人の遺骨が周辺の寺院に放置されていたのを目の当たりにしたことから遺骨奉還のための建立を決意。37年かけてコツコツ慶州市内の土地2500坪を買い集め、この日の開院式を迎えた。
李さんは「これからも年2回は供養の祭事を無料で行いたい。国立慶州博物館のすぐ近くなので、気軽に立ち寄ってほしい」と話している。供養の申し込みは楽天院(℡82・54・742・1849)、または民団岡山県本部(℡086・225・0826)。
(2008.5.28 民団新聞)