掲載日 : [2009-04-01] 照会数 : 5066
感動与える焼肉店を コンサルタント韓永紀さん

繁盛店づくりを応援
「お客に感動を与える焼肉店づくりを」。コンサルタントの韓永紀さん(38歳、サンエイフードサービス社長)は「不況の中で売上減少に悩む同胞の焼肉店経営者に、繁盛店づくりの応援をしたい」と語る。
笑顔で幸せ提供
「食を通じて、安心・楽しさ・幸せをお客とともに実現」するのが店づくりのモットー。「なんといっても、従業員の笑顔とサービスが店内の空気を一変させる。お客はいわば元気をもらいに来店する。日常ではないサービスが当然求められる」と指摘する。
売上や利益の上がらない店のパターンとその改善策として次のような点をあげた。
まず、整理整頓のできていない店。そのために、注文品の提供スピードの遅さや、仕事の効率の悪さなどを招き、お客の気持ちに水を差す。
次に、元気や笑顔のない店。人間は本能的に防衛本能を持つが、それをほぐすキーが笑顔。それも、自然に出てくる笑顔が大事で、店の雰囲気アップにつながる。
広告宣伝費は最小限に。代わりに、お客が記した住所をコンピューター・ソフトで管理し、来店の礼状や、季節ごとの案内状、ニュースペーパーなどを送る。簡単なパンフレットを持って近隣の事業所や役所回りをするだけでも効果があり、売上増加につながる。
常に新しさ追求
固定概念にとらわれず、常に新しいメニューやサービスを追求する。おいしさは基本中の基本で、素材には妥協せず、質を下げない努力・工夫が重要だ。
すべての人や物事に対して常に感謝の気持ちを持つ。「場所が悪いから」「景気が悪いから」「お金が無いから」等々、環境のせいにするのはたやすいこと。「どうやれば、できるか−−こういう考え方になれるよう、ぜひ勧めたい」と強調する。
アドバイスの内容は、▽接客誘導▽メニュー▽看板デザイン▽食材▽仕入れ先▽食器−−など多岐にわたる。
韓さんは実際に、都内で黒毛和牛専門店「焼肉 米沢亭」(社員20人)を経営中だ。下町の風情が残る墨田区菊川の土地柄に合わせ、人情味がありながらもしっかりとした接客を心がけ、韓風と和風を融合した、モダンで楽しい空間を演出している。
学校卒業後、飲食関係のチェーン店を運営し、一時、繁盛した。ところが2号店でつまずき、倒産の羽目に。「あの失敗がなかったら、今の自分はない」と振り返る。そういう体験を同胞経営者に伝えたいという思いは強い。
初回相談料は無料で、電話での応対も可能。コンサルタント費は月1回3万円。
問い合わせはハン・エイキ(℡090・3474・0332)。
(2009.4.1 民団新聞)