掲載日 : [2009-04-15] 照会数 : 3807
きらめく朝鮮の技 螺鈿と象嵌の春季企画展
高麗美術館の春季企画展「きらめく朝鮮の技‐螺鈿漆器と象嵌青磁」が3日から6月28日まで、京都・北区の同館で開かれている。
古来朝鮮で受け継がれてきた螺鈿と象嵌は、ほぼ同時期に隆盛を極め、朝鮮を代表する装飾技法として定着した。
漆器にみられる螺鈿は、文様の形に切った貝を木地に貼り、漆を塗って研ぎ出したもの。一方、高麗青磁にみられる象嵌は、器面にたがねなどで文様を彫り込み、素焼きして白土や赤土を埋め、釉薬をかけて再び焼いたものだ。
今展では花鳥文や山水文を装飾した朝鮮朝時代の螺鈿漆器と、菊や牡丹などを象嵌で精緻に表した高麗時代の青磁を紹介する。出展品は黒漆螺鈿蓮池亀文函(19世紀)、青磁象嵌牡丹文扁壺(13世紀)など約60点。
また18日にはワークショップ「貝でブローチを飾ろう」を開催。10時、13時半の2回。定員各回15人。小学5年生以上。料金2800円。
25日はミニ講座「高麗・朝鮮の螺鈿漆芸‐その美と民族性」が開かれる。定員30人。料金無料。いずれも事前予約制(定員になり次第締め切り)。申し込みは同館研究所(℡075・494・2238)。
企画展は10〜17時。休館日は月曜日、5月7日(5月4日は開館)。入館料は一般500円、大高生400円ほか。問い合わせは同館(℡075・491・1192)。
(2009.4.15 民団新聞)