掲載日 : [2010-06-23] 照会数 : 4634
韓国人気童話シリーズ
『ジャージャー麺がのびちゃうよ!』は、13歳のヨンテが主人公。家計を支えるために、町の中華料理店「黄金飯店」でアルバイトを始める。
そこで知りあったのが先輩のパク・ギサム。ギサムはジャージャー麺を愛する男。ジャージャー麺の日を記念日として定めることも、夢の一つ。出前に対する哲学を持ち、誇りを持っている。 ギサムはジャージャー麺の歴史や、どれだけ韓国の国民に愛されているかを説明するが、いい大学に入ることが人間として扱ってもらえると考えるヨンテにはピンとこない。だが、ギサムには通じない。最初はその仕事を馬鹿にしていたが、先輩との出会いを通し、働くことの意味を考え始める。
本書には淡い恋を描いた「二人の動く城(性)」、女の子たちの悲しい友情を描いた「三日間」など、短編5作が収録されている。
文=イ・ヒョン
絵=ユン・ジョンジュ
訳=吉田昌喜。定価1300円(税別)。
『成績があがる魔法のチョコ』は小学生の男の子、ヒョンジェが体験した不思議な話が紹介される。
いつも両親から「勉強しろ」といわれ、ストレスがたまっているヒョンジェ。英語の塾で毎月実施するクラスの配置換えテストでは、4カ月もCクラスだ。友だちのヨンギュがBクラスに上がり、母親はいつも2人を比較してばかりいる。
ある日、ヒョンジェは家族たちと出かけた母親の田舎で、不思議な体験をする。特別なチョコレートを売る店が突如、出現。「成績が上がるチョコ」や「金持ちになれるチョコ」など、奇妙なチョコが売られていた。かと思うと、100万ウォンするジュースを出す店や、自分がウェーターになったり…。
目まいを起こしたヒョンジェ。チョコレートを売る店も、ジュースを売る店もなくなっていた。
文=チョン・ソンラン
絵=イ・テホ
訳=高橋宣壽。定価1200円(税別)。
両書とも問い合わせは現文メディア(℡03・6413・7691)。
(2010.6.23 民団新聞)