掲載日 : [2010-06-23] 照会数 : 4338
「劇団態変」韓国で来春、公演 独自の身体表現で
[ 大阪公演から(撮影:福永達治‐Studio epoque)
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【大阪】身体障がい者の障がい自体を表現力に転じた前衛的な芸術集団「劇団態変」(主宰・金満里)が来春、「ファン・ウンド(黄熊度)潜伏記」を韓国で公演する。
作品は激動の時代を生き抜いた独立運動家、黄熊度の肖像を独自の身体表現で描いた。09年大阪で初演し、態変の表現の集大成であると同時に、新境地を拓いたと高い評価を受けた。作中にはサルプリ、仮面劇、プンムルやパンソリといった古典芸能のエッセンスが盛り込まれている。
黄熊度は1901年、慶尚南道固城生まれの抗日独立運動家。韓国では総督府の弾圧にあい、何度か生命の危機にさらされた末に韓国から日本に渡り、潜伏した。当時、日本で禁止されていた韓国古典芸能の上演を大阪でプロデュースした。
公演は11年3月、ソウルと固城の2都市で。韓国国内の障がい者もエキストラに迎える。今回の韓国公演プロジェクトを成功させようと、韓日両国の市民が5月30日、大阪市立市民交流センターひがしよどがわで「共に実現させる会結成の集い」を開いた。
カンパを募集中
「劇団態変・韓国公演を実現する会」ではプロジェクトを成功させるため1口2000円のカンパを募っている。振込先はゆうちょ銀行普通口座14150‐2305321「劇団態変・韓国公演を共に実現する会」(℡・FAX06・6320・0344)
(2010.6.23 民団新聞)