掲載日 : [2010-10-20] 照会数 : 4790
<読書>仕組みがわかる韓国語文法レッスン 学習・指導者の強い味方
近年、韓国への日本人旅行者が増加の一途をたどり、昨年は初めて300万人を超えた。それに合わせて、各地の民団会館で実施されているハングル講座はいずれも盛況だ。こうなると、講師にも、受講生にも、熱望するのは頼りがいのある参考書。本書は基礎から上級レベルまで韓国語文法を体系的にわかりやすく解説しているので、指導者や学習者には心強いガイド書だ。
名詞や動詞、数詞、叙述格助詞、連体詞などの品詞をはじめ、助詞や時制、不規則活用、語尾、敬語、慣用表現などが網羅されており、豊富な例文が理解を助けている。
巻末には、発音の仕組みが詳述されており、韓国語の母音四角形や字音の発音器官図を通じて正確な発音を習得できる。
初心者にとってわかりにくい、注意すべき箇所には、〈参考〉を付記して詳しく解説しており、韓日の文法の違いも留意させられる。
例えば、動詞と形容詞の違いは、日本語では基本形語尾の違いで区別可能だが、韓国語の場合は基本形語尾が同じで、語尾と結合する際に違いを示す。
章ごとに収録された表や資料−−品詞分類、動詞と形容詞の違い、助詞間の結合例、親族呼称、分かち書きの要領、文章符号の読み方、語基などは興味深い。
李昌圭著 白帝社(2800円+税)
℡03・3986・3271
(2010.10.20 民団新聞)