
韓国の草藁工芸家で、草藁工芸博物館(韓国京畿道廣州市)館長の田聖任さんと研究生らによる展覧会「日韓くさわら時間」が26〜29日まで、石川県の金沢市立中村記念美術館・茶室耕雲庵、旧中村邸で開かれる。
韓国には伝統文化として定着している草藁工芸だが、時代の流れとともに素材の特殊性、技術者の高齢化に伴って伝承者も失われつつある。
田さんはこの伝統文化を後世につなげるために、先輩諸氏からその技術を習得し、資料の収集と、次世代に親しんでもらうために自ら教育プログラムを体系化するなどの努力を続けている。
今回は田さんとその研究生、田さんのもとで草藁工芸を習得した日本人数人の初めての展覧会。東日本大震災に思いを馳せ、福島・三島町の工人の編み組みも同時に紹介する。展覧会は10〜17時。展示約50点。無料。
関連イベント
チャリティーマーケット「いのりつなぐ」=26〜29日10〜17時/旧中村邸。出展作品を販売。 講演会「韓国の草藁工芸と生活文化」=28日13時/耕雲庵。話は田聖任さん。14〜16時まで交流茶会。参加費1000円。問い合わせはNPO法人金沢アートグミ・中村(℡076・225・7780)。
(2011.5.11 民団新聞)