
韓国、日本、中国の逸品を展示する、大和文華館(奈良市)の開館50周年記念特別企画展Ⅲ「漆工展」が10月2日まで、同館で開かれている。
漆は塗料として器を強化するとともに、接着剤ともなり、さらには美しさを際立たせる役割も果たしている。韓半島や日本、中国では、器形や漆そのものの色に美しさを求めた無文器のほか、螺鈿細工などさまざまな技法を用いて多様な作品が生み出されてきた。
国宝や重要文化財を数多く展示している同館の所蔵品を中心に韓半島と日本、中国の約80点の漆工品を展示する。
また特集展示「高麗〜朝鮮時代の螺鈿」では、同館の新収品「螺鈿菊唐草文小箱」とともに、北村美術館蔵「螺鈿菊唐草文小箱」(8日〜10月2日展示)のほか、高麗〜朝鮮朝時代初期の螺鈿の諸相を見る。
開館10〜17時。毎週月曜日休館(19日の祝日月曜日は開館、翌日休館)。一般600円、高校・大学生400円ほか。学芸部による列品解説は毎週土曜日14時〜。
特別講演「高麗螺鈿と李朝螺鈿」=18日14時〜/講堂。講師は高橋隆博関西大学博物館長。
詳細は同館HP。問い合わせは同館(℡0742・45・0544)。
(2011.9.7 民団新聞)