赤坂遊ギャラリー(東京・千代田区)は移転開廊記念Ⅱとして、古往今来「高麗・李朝工芸美術展」を8日まで開催している。
韓半島の焼き物が日本と関わった最初は、5世紀の応神天皇の時代に流入した須恵器と呼ばれた、轆轤(ろくろ)による高火度焼成の硬質陶器だった。2度目は井戸茶碗に代表される茶陶器。3度目は明治末の高麗青磁ブーム。4度目は柳宗悦や浅川伯教・巧兄弟による朝鮮文化研究とともに評価された朝鮮白磁。
これら焼き物をはじめ、朝鮮家具、日常品に至るまで、使い手の視点によりその物が持つ表情が変化することに気づかされる。今展では高麗・朝鮮の陶磁器、家具、青銅、木彫、民画など約40点を展示する。
開廊11〜19時。会期中無休。問い合わせは同ギャラリー(℡03・3595・7111)。
(2011.10.5 民団新聞)