
日本の剣道と韓国の剣道(コムド)を通し、国籍や文化を超えて友情を育む小学生剣士たちの姿を描いた児童文学『メン! ふたりの剣』(作=開隆人、絵=高田桂)がこのほど、そうえん社から刊行された。
同書のテーマは「交剣知愛」。「剣を交えて、愛(おしむ)を知る」と読まれ、剣道を通じてお互いに理解し合う意味。
小学校剣道部の主将を務める主人公ミクは、幼なじみで韓国人の母を持つユリンと再会する。ミクは1年生から剣道を始め、ユリンも韓国でコムドを続けてきた。
日本で剣道をする子どもたちは、初めてであったコムドに戸惑うが、剣を交えることで違いを受け入れ、仲間になっていく。
本書は『メン! 出会いの剣』『メン! 試練の剣』に続く、小学校の剣道部を舞台にした「メン!」シリーズの完結編。定価950円(税別)。問い合わせはそうえん社(℡03・3357・2219)。
(2011.11.16 民団新聞)