
在日同胞の朴玉美さん(55、東京都多摩市)が、世界文人協会(韓国)が主催する「第209回新人文学賞」を詩部門で受賞した。受賞作品は、懐かしい山河に自らの人生の夢と希望を託した故国讃歌ともいうべき「ダイナミック・コリア」や、愛する夫への感謝の気持ちをつづった「夫婦」「星が光る夜」など韓国語の作品5編。いずれも簡潔かつ平易な言葉で、情感豊かにつづられている。受賞作品は月刊『文学世界』(11年12月号)に掲載された。
授賞式は昨年12月17日、ソウル市の城東区庁大講堂で行われた。朴さんは、「思っても見なかったことで、びっくりした」と語った。
朴さんは30年前、ビクターのカラオケ映像モデルとして馬山から渡日した。日本では歌手としてディナーショーにも出演した経験がある。当時からコツコツ詩作に励んできたが、コンクールに応募したのはこれが初めて。
朴さんは社会奉仕活動にも熱心。韓国国内の一人暮らしの老人宅をケアで訪ねたり、身体障害者施設を定期的に慰問している。こうした取り組みが認められ、昨年12月23日には第1回大韓民国多文化芸術大賞「10大芸術家賞」(大韓民国多文化芸術組織委員会主催)も受賞した。
(2012.1.18 民団新聞)