
最大市場の米国にも
韓国で2003年に公開され、現在、120カ国で放送されている3Dアニメーション「ポンポン ポロロ」を上回る韓国アニメ「Tickety Toc」が早ければ2月から、世界170カ国で放映される予定だ。
「ポンポン ポロロ」は、いたずらっ子ペンギンの「ポロロ」と仲間たちの愛らしい姿が多くの人たちの心をとらえたが、アニメの最大市場である米国をはじめ、北米地域のメーンチャンネルに参入できずにいた。
「ポロロ」はブランド価格が3890億ウォン(約264億2500万円)に達すると評価され、アニメ作品と150種類以上のキャラクター商品などを通じ、著作権料だけで年間120億ウォン(約8億1500万円)を稼いでいる。
一方の「Tickety Toc」は、世界的なアニメチャンネルのニコロデオンが版権を買い、米国を含む世界170カ国で放映されることになった。
内容は、木のおもちゃたちが暮らす、古い時計屋にある振り子時計の中の世界を描く。主人公のタミーとタルルラは、木のおもちゃを擬人化した双子。テコンド有段者の主婦で雌牛の「マダム・オル・レイ」、いつも飛び跳ねているウサギの「ホッピル」、一番速いカタツムリの「ルクシル」なども登場する。
同作は現在「シーズン1」全52話のうち、37話分の制作を終了。韓国コンテンツ振興院の支援金10億ウォン(約6800万円)を含め、50〜60億ウォン(約3億4000万〜4億800万円)の制作費がかかったという。
このうち版権料で30億ウォン(約2億400万円)を回収したが、アニメーション会社のファニー・フロックス・エンターテインメントのチョン・キルフン代表(41)は「大きな問題はない。アニメはテレビ放送で稼ぐのではなく、有名になればおもちゃや本、英語、タブレットPCのアプリケーションなどで収益が上がる」と話している。
(2012.1.18 民団新聞)