在日2世の河正雄さん(韓国光州市立美術館名誉館長)のコレクション展示「郭徳俊ナンセンスとユーモアで見せる世界の無意味」が7月15日まで、同館で開かれている。
在日2世の現代作家、郭徳俊さんが社会批判的なテーマをナンセンスとユーモアで表現する独自の芸術世界は、日本の戦後美術史に重要な足跡を残した。
郭さんは、文化的、社会的に韓国と日本で異邦人であり、自己存在に対する絶え間ない疑問を持たざるを得なかった。また、肺結核で生死の境を行き来した経験は、人間存在の根源と現実世界に対して深く省察する機会になり、そのことは作品全般に反映された。
同館学芸研究士は「私たちが真実と信じていた世界とその認識に対して、批判的で冷笑的な態度で一貫している」と話す。
同展では代表的とも言える『TIME』誌の表紙を飾った「大統領と郭」シリーズをはじめ、絵画、写真などの多彩な作品を紹介している。
詳細は同館ホームページ(韓国語/翻訳) http://www.artmuse.gwangju.go.kr
(2012.4.12 民団新聞)