
6月9日〜9月2日。同館(京都・北区)。開館10〜17時。月曜日休館(7月16日は開館)。入館料一般500円、大高生400円、中学生以下無料。
高麗青磁は、優美かつ精緻な色と形、高度な作陶技術により世界から高く評価されている。
高麗時代(918〜1392年)では中国青磁の影響を受けつつも、次第にそれらを昇華し、「翡色青磁」と呼ばれる特有の翡翠色の釉色と文様装飾によって粋を極めた。12世紀には装飾技法がさらに深化し、独自の象嵌青磁が生まれた。雲間を飛翔する鶴の群れや、牡丹や菊などをモチーフにした世界が描かれている。
同展では同館創設者、鄭詔文氏(1918〜1989年)のコレクションから高麗青磁の梅瓶や壺をはじめ、朝鮮白磁なども併せて紹介するもので、やきものの歴史的な流れや系譜を概観する。出展は青磁象嵌雲鶴文碗(12世紀後半)、青磁陰刻蓮華文梅瓶(12世紀後半)、青磁象嵌菊牡丹文鉢、青花花蝶文瓶、白磁壺(17世紀後半)、冊架図屏風(朝鮮時代)など約80点。
関連事業=「ポジャギづくり教室」は7月8日・8月4日11〜16時/高麗美術館マダン。参加費7000円。定員各20人。事前申し込み・先着順。申し込み・問い合わせは同館(TEL075・494・2238)。
(2012.5.9 民団新聞)